【剣盾シングルS29】Wキュレムは初手竜舞?! 2ロム1900霰ドラゴンパ【最終238位、272位】
おんそにと申します。
竜舞両刀Wキュレムという変わったポケモンでレート1900を達成したので記事にします。
2ROM1900ということで、おもちゃではないことが分かると思いますのでぜひ見ていってください!
【構築経緯】
まず、ホワイトキュレム×ザシアン受けの選出が環境にそこそこ刺さっていることに着目した。
ただ、一番メジャーな型であるHDホワイトキュレムを使用してみたところパワーが足りず、、、
剣盾第2位のC種族値170から繰り出される一致最高火力はまさかの『フリーズドライ(威力70)』またはもはや種族値など関係ない『ぜったいれいど』
これはこれで強く前期結果を残している方もいるのだが、伝説とはなんぞやとつい考えてしまった。
アタッカー型なら珠ダイアースでザシ犬倒せる火力はあるんだけど、結局上からしばかれ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
「竜舞あるやん」
こうして誕生した竜舞ホワイトキュレムは、ついでにげきりんも採用することで特殊受けでも止まらない見たことのない生き物となった。
取り巻きは安全に積むために必須のアローラキュウコン、ザシアン受け兼あくび起点作り役にヌオー、日ネク等はがねタイプ対策に同じく竜舞型のジガルデ、タスキ枠にエースバーン、とりあえずメタモンを入れてPTが完成した。
【個別解説】
ホワイトキュレム@いのちのたま
ひょんなことから生まれた両刀Wキュレム。おっとりという性格補正を初めて使用した。カイオーガやサンダー等特殊アタッカーの前で竜舞を積みたいためBダウンの性格にしている。S1段階↑で最速ザシアンと同速になる。最速ザシアンは事故なのでほぼ上をとれる。
このポケモンの火力はまさに伝説級で、
・ダイアイスでDM無振りイベルタル、DM無振りゼクロム確1、H252ゼルネアスあられ込み確1
・ふぶきでDM無振りサンダー確1、H252ヌオー確1
・ダイアースでH252ザシアン確1、H252日ネク確1
・A1段階↑ダイドラグーンで無振りカイオーガ確1、H252ハピナス確1
このように、ザシオーガサンダー、ザシイベルを始めとする有名どころに滅法強いことがわかる。
ちなみにブラックキュレムにしない理由はザシアンをワンパンできるかどうかの違い。
実際、竜舞さえ積めれば基本的に2タテ3タテできたので環境に刺さっていると思った。
最初は完全におもちゃだと思いながら使っており信用していなかったが、なんか負けなくね…?と薄々気が付いてきた頃にはそこそこ順位が上がっていた。
ちなみに二つ名「夢叶えしキュレム」でめちゃくちゃかっこよいのでレンタルしてみてください。
プニさん@ラムの実
Wキュレムをできれば出したくない日ネク、ディアルガ、ホウオウ等に出していく。キュレムよりも耐久面で安定しているので選出がしやすく信用度が高い。
見た目のS種族値は50くらいかと思いきや実際はキュレムと同じ95族なので感覚的に使いやすかった。Sが下がるパーフェクト状態でも1舞で準速ザシアンは抜けるので十分全抜きが狙える。
壁下でのスワームチェンジでの回復は、通常の2倍回復しているようなものなのでずるかった。
持ち物に関してはコロコロ変えており、50%を維持しやすいオボン、フィラ、たべのこし等の回復系は壁との相乗効果もあり相性が良いと感じた。他にはヤチェを持たせて安定性を上げたり、弱保で攻撃に寄せたり色々試したが最終日はラムの実でホウオウに対して強く出す動きが上手くハマった。つまり何でもいい。
アローラキュウコン@ひかりのねんど
今回のPtのコンセプト上壁張り役が必須なので採用した。
準速エスバ抜き、余りC振り。
他の壁張り役とは明確に違い1ターンで両壁を張れる点、あられを降らせることができる点、ぜったいれいどでかけられる負荷がえぐい点が強み。
本来であれば壁を張り、倒させるまで零度でお茶を濁すのが役割。本来であれば、、、
しかし実際のこいつはジオコンゼルネを倒し、日ネクを倒し、ホウオウ、カイオーガ、コスパムゲンダイナ、めいそうルギア、受け出しのザシアン等を倒す悪魔であった。とりあえず1ターン貰えれば何が起こるか分からないし、普通に3タテする試合もあった。
最終日に知り合いとマッチし、開幕から2タテで降参をもらったときはどうなることかとヒヤヒヤだった。
ヌオー@ゴツゴツメット
普通のヌオー。
初手キュウコンザシアン対面での引き先で、そこからあくびループで起点作成。
ほぼほぼあくびのPPを枯らされるまで粘られたが、眠らせることよりもWキュレムと相手の特殊アタッカーの対面を作ることが大事。
例えば対ザシオーガでオーガキュレム対面を作ったとき、相手がしてくる行動はザシアン引き。
そのターンにこちらは竜舞を積んでしまえば、壁を張る必要も眠らせる必要もないということ。
あくびは対面操作のひとつの手段くらいに思っていた。
エースバーン@きあいのタスキ
コンセプト上、禁伝にダイマを使うのでダイマなしでも強いタスキ枠が欲しかった。
ザシアンに強い点がウーラオス等より強いと思い採用した。
また、ザシアンと組まれるオーガ黒バドやWキュレムの苦手な鋼タイプにも強めなのでとりあえず初手に投げたり、3匹目の詰めで出したりと汎用性が高かった。
念のためキョダイ個体を採用している。
メタモン@こだわりスカーフ
- 努力値:H252
普通のメタモン。
Ptの性質上、禁伝の2体同時選出をすることが少ないため、相手から借りることにした。
初手ザシアンがあまりにも多く、刺さりやすい。
その場合アッキサンダー等のザシアン受けに引かれることが多く、実質対面操作要員のようなところがある。
【基本選出】
- 表選出
++or
- 裏選出
++or
- vsカイオーガ他
+or+or
【成績】
- TN音速藍針鼠:最終238位 レート1909
- TNおんそに:最終272位 レート1902
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございました。
時間と体力の問題で1900でやめてしまいましたが、潜れば潜るだけ勝てる構築でした。
環境を動かすか、固めるかはプレイヤー次第だと思っています。
ポケモンに飽きたと思っている人にこそ使ってみてほしいです。
剣盾はまだまだ楽しめると思います。
次回からは、素直にブラックキュレムにします。
twitter:@hassaleh_kao