【剣盾シングルS8】レントラー入りサイクル&対面パ【最終301位/レート2013】
おんそにと申します。
初めて最終レート2000を達成できたので記事にしました。
3桁くらいまではさくさく勝て、かつパーティ全体の技構成がほぼ攻撃技でありあまり難しいことを考えなくていいため初心者の方にもおすすめです。
【構築経緯】
- カバの後出しに対応できるエースバーンとしてラムエースバーン
- エースバーンが物理なので特殊ダイマエースとして全てを上から殴れるかつ高スタッツな珠ドラパルト
- 初手に出す駒が欲しかったため襷いちげきウーラオス
- サイクル戦に参加でき、後半は自身が掃除役にもなれる鉢巻ゴリランダー
- トゲキッスが激重なのでチョッキジバコイル
- エースバーンをはじめとした相手のダイマエースを無力化し、こちらのエースに繋ぐことができたら負けないのではと思いオボンレントラー
【個別解説】
エースバーン@ラムのみ ※キョダイ
特性:リベロ
性格:ようき
実数値:155-168(252)-95-×-96(4)-188(252)
技構成:かえんボール/とびはねる/とびひざげり/ふいうち
現代版レートの主人公。入れ得。
いのちのたまで使用したことがあるが、あまりにもカバルドンを後出しされるので逆に起点にしてやろうと思いラムを食べながらダイナックルで積む方向に転換した。
以前は相手にカバがいるだけで選出を躊躇していたがラムのみを持たせてから選出率が一気に上がった。
今のランクマッチはどちらがエースバーンを腐らせず通すかどうかで勝敗が決まることが多く、それほど強力なポケモンなのでそもそもの選出率が上がれば自然と勝率も上がるな~と使っていて感じた。
火力アップアイテムがない分ダイマックス同士の殴り合いで火力不足を感じたが、落とされても後続のゴリランダーやウーラオスの先制技で十分取り返せるためなんとかなった。
A3段階上昇かえんボールの火力は無振りダイマトゲキッスに76.8~90.9%入る程度。カバで積み相手の後続のダイマックスに対して削りを入れ、ゴリランダーorウーラオスで倒し数的有利を取っていく流れが強力だった。
ドラパルト@いのちのたま
特性:すりぬけ
性格:おくびょう
実数値:163-×- 95-152(252)-96(4)-213(252)
技構成:りゅうせいぐん/シャドーボール/だいもんじ/10万ボルト
特殊のダイマエースとして採用。
エースバーンの苦手なパッチラゴンやドヒドイデ入りやいかく持ち、他には壁展開に対して出す。S1段階上昇パッチラゴンには抜かれない。
りゅせいぐんが無振りダイマパッチラゴンに対し乱数1発(87.5%)、ダイサンダー(130)が
HDドヒドイデに対し57.9~69.4%、ダイドラグーン(140)がHBポリゴン2に対し乱数2発(87.8%)。
エースとして仕事ができる程度の火力はちゃんとある。
環境的に最速ドラパルトが減っているのか、すべてのミラーで勝った。
技構成は炎枠が火力重視でだいもんじ採用なのに対し、電気枠はドヒドイデに対してかみなりを一回でも外したくないので10万を採用した。
特殊型が読まれにくく、物理受けを後出しされることが多いので数的有利が取りやすかった。
特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
実数値:176(4)-182(252)-120-×-80-163(252)
技構成:あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/カウンター
先発安定ポケモン。
初手ダイマックスしがちな物理エースバーン、ドラパルト、パッチラゴン、ポリゴン系統などに強い。いつもカバに引かれて砂でタスキがなくなる。あとカウンターは当然読まれる。特殊エースバーンに何度も泣かされた。
相手にトゲキッスがいる場合は初手で対面する率が異常なので必ずジバコイルを後ろに用意しておかないと崩壊する。
基本的な立ち回りは1:1交換を狙い、散り際にふいうちで後続を削りつつこちらのダイマックスを通していく対面的な戦い方。しかしSが高いことや一致ふいうちが強力なこともあり、HPが1でも残っていればサイクルの中でも仕事ができるため安易に捨てない。臨機応変に戦えてたのしいポケモン。
欠点はカバルドンとトゲキッスに弱いため選出が窮屈になる点。の並びで対応する試合が多いが、いかにもエースバーンで崩壊しそうな選出である。ウーラオスでカウンターを狙うか、ジバコイルでダイマックスを切って無理やりダメージを入れることで対応した。
ゴリランダー@こだわりハチマキ ※キョダイ
特性:グラスメイカー
性格:いじっぱり
実数値:187(92)-194(252)-110-×-90-126(166)
調整意図:S1段階下降エースバーン+1 余りH
技構成:グラススライダー/ドラムアタック/ウッドハンマー/とんぼがえり
性能がおかしいポケモン。
序盤はサイクルで相手に負荷をかけ、終盤は自身がスイーパーを担う一人二役。
グラスフィールドのおかげでこちらのサイクル回しが少し楽になる。
ちなみにこいつのドラムアタックの火力ってみなさんご存じでしょうか。耐久無振りのエースバーンに58.0~68.3%、ドラパルトに55.2~65.0%、トゲキッスに46.2~54.3%、あのHBポリゴン2ですら50.0~59.3%で全然受かってないんですよね。
HBカバルドンはウッドハンマーでなければ確1は取れないが、それでも相手視点は明確な物理草技受けがいなければ引けないのが本当に強い。
地面に強く飛行に弱い点で後述の電気2体と相性がいい。
技構成に関してはサイクル要素としてとんぼがえりを採用したがほぼ草技をぶっぱしていた。
特性:アナライズ
性格:ひかえめ
実数値:175(236)-×-135-200(252)-110-83(20)
調整意図:H16n-1 S4振りバンギラス抜き
技構成:かみなり/ボルトチェンジ/ラスターカノン/ボディプレス
調整がへたくそポケモンNO.1枠。なのに選出率NO.1でもあるポケモン。
普通に最遅でいい。
トゲキッス入りにはほぼ選出した。ポリゴン2に対してお茶を濁す枠でもある。
最終日前日までは10万ボルトだった枠をかみなりに変更することでダイサンダー(140)で無振りダイマトゲキッス乱数1発(68.7%)まで火力を上げたが、それだけで負けなくなった。ライジングボルトとは相性が悪い。
ダイマックスしてもトゲキッスのダイジェット+ダイバーン+晴れダイバーンは耐えない。ダイマなしの耐久だとC特化珠トゲキッスのダイバーン(140)が乱数1発(37.5%)だったり、C特化ポリゴン2の1段階上昇ダイアタック(130)で乱数3発(99.3%)だったりするので意外と耐久がない。Sなんか振らずにDに振ろう。
できれば先発トゲキッスに合わせてこちらも先発で対面させたい。地面に強いゴリランダーを控えに用意したり、エースバーンを止められるレントラーを用意しておくことで初手ジバコイル選出も少なくなかった。もしトゲキッスと対面できたとしても地面バック読みで有利対面ラスターカノンが濃厚。いきなりダイバーンから入る人はいなかったし、仮に撃たれてもこちらのラスターカノンで半分ほど削れる点やダイマターンを2ターン消費させる点でむしろメリットが大きいと考えた。
ダイスチル連打でBを積みボディプレスでポリゴン2を突破する試合が一回だけあった。
レントラー@オボンのみ
特性:いかく
性格:のんき
実数値:187(252)-125-144(252)-116(4)-99-67
かわいい。かわいいポケモンがいなければランクマッチなんてやってられない。
相手の物理エースのダイマックスターンをこのポケモンで枯らせた試合はもう負けない。
主な仕事はダイジェットに対して受け出しをしてまもるとぴえんを駆使し、ボルトチェンジでこちらの後発ダイマックスに繋ぐこと。
同じいかく持ちで対面操作ができるガオガエンと迷ったがギャラドスに強いこと、エースバーンのダイナックルに対応できることを踏まえてレントラーを選んだ。
電気タイプではあるがトゲキッスに弱いため、ジバコイルと同時選出もよくあった。
相手に地面タイプがいない試合は出し得。
バンビーさんが動画に出しておりシーズン終盤で一気に知名度が上がってしまい焦ったがそれでもかなり活躍してくれた。
【選出】
このパーティは基本選出こそないが、それぞれのポケモンの弱点がハッキリとしているためどのように選出すれば崩壊されないかを考えた。
また選出画面でしっかりとゲームプランを考えるようにした。上からエースバーン・ドラパルトで制圧するのか、ジバコイルで相手のダイマックスを受けて切り返しのダイマックスでダメージを入れておくのか。いずれにしても常に「グラススライダー圏内」「ふいうち圏内」を意識して数的有利を取っていく立ち回りが強力だった。
【成績】
TN:おんそに
最終順位:301位 最終レート2013
【最後に】
鎧の孤島が発売されて初めてのシーズンに、みなさんが何を感じたのか気になります。
エースバーン、ゴリランダーの超火力、ポリゴン2の超耐久の前では半端なポケモンでは太刀打ちできなくなりました。
結果、まじで同じポケモンしか見なくなりました。
好きなポケモンで勝ちたい私にとってはなんだかなぁという感じです。
なにはともあれ、私事ですが社会人でもそこそこ勝てるということが証明されてよかったです。
閲覧いただきありがとうございました。
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